リフォーム事例

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 S医院様 狭小浴室改造・脱衣場改造・廊下改造工事
工期:10日間
工事金額:240万円
着工前
  
 RC構造の古い建物で、浴室・脱衣場共にタイルが貼ってあるのですが、タイル自体も割れてきているし、
浴室も天井部分が斜めにカットされているうえ、幅2,100X奥行き1,200(ミリ)で出入り口が真ん中に
あるという、かなり変則的な浴室なので、S様ご家族は浴室のユニットバス化を飽きらめていました。
脱衣場は作り付けタイプの洗面台でかなり年数があっていたうえ、洗面台を設置してからタイルを施工してあったので工事がかなり難航すると予想されました。

施工中
      タイルを割り、入口を広げるためにブロックをカットしました。
 S医院様は二階に浴室があるので、床の段差が少なく、見積り段階では「脱衣場の床と浴室の床が6㎝ほど段差ができてしまうでしょう」というお話をしていましたが、何とか1㎝程の段差で納めることに成功しました。
 洗面台もタイル部分と棚で隠してあった部分の段差ができていたので、施工する時にかなり注意を払いました。

浴室完成
   
 ユニットバスの天井を見事に斜めにカットしました!
 入口から見るとかなり狭い感じがするのですが、中に入ると意外に広く感じます。
 窓は二重ガラスでジャロジータイプの開閉窓に換えて(パッキンが付いているので隙間風は入りません)
断熱効果も抜群!
 ユニットバスの場合、今までの浴室より若干狭くなってしまうのが欠点ですが、奥様はイヤになっていたタイル目地のカビ取りや、気になっていた水漏れ、タイルのひび割れなど全てが解消されてとても喜んでおられました。

脱衣場完成
  
 洗面台はパナソニックの「シーライン」というシリーズで幅1,000㎜のカウンター左側に幅150㎜の隙間用の棚を設置しました。3面鏡の中央に2列のLEDライトが仕込んで有り、従来式の上から当てるライトに比べて顔全体に光が当たるので、影ができる部分が少なくなり、より細かくお肌の状態が判ります。まるで女優ミラーのようですよね

 洗濯機は幅300X奥行き450㎜の棚と幅750X奥行き300㎜の吊り戸本棚を組み合わせました。落ち着いた桜色でとてもキレイな色でした。他にもリビングのガラス全面に強化フィルムを貼ったり二階廊下全面のクッションフロアを貼り替えたり、全てを含めて240万円ですので値段的にもかなり安く丁寧にできたと自負しております。

  
 S医院様 狭小トイレ改造工事
工期:3.5日間
工事金額:153万円
着工前
  
 昔の和式兼用トイレで、トイレ室内も幅800ミリを切る狭さなのに、奥行きは2,500ミリとかなり細長い形をしています。実はこのトイレ個人医院のトイレでして、ウィルス感染などに非常に気を遣っておられまして、掃除をする上でタイルが非常にネックでした。「お掃除がたいへんなのでとにかくタイルをやめたい」というご要望でしたが、昔のコンクリート住宅なので、タイルが頑強に張り付いていて、ボロボロにしか剥がすことが出来ないのです。もう20センチ幅の広いトイレでしたらタイルの上に胴縁を打って壁を作ることも可能なのですが、それをすると最低でも6センチは狭くなってしまうので、ここの狭いトイレでは致命傷です。
 便器が写っている写真の両側にある開き扉もネックでした。お客様がトイレから出られるときに、開き扉なのでバックしないと開きません。お年寄りの方もたくさん使われるトイレなので、狭いトイレの中でよろけてしまってはたいへんです。
 そして個人医院で休みが取れないので、月曜日が祝日で土曜日の午前の診療が終わってから、土・日・月の3日間で完成させて欲しいというご要望でした。

施工中
  
 壁のタイルは残して床と天井を壊しました。(最初の写真)その後給水(青いラインが水道の給水管)と床の根太を設置します。そして床と天井が出来ました。工期が決められているので、大工さんが遅くまで頑張ってくれました。
  
 問題のタイル壁にはパナソニックの「キッチンボード」を貼りました。通常の「キッチンパネル」は厚さ3ミリほどなのに対して、この「キッチンボード」は6ミリです。どういう違いがあるかというと、リフォームする家は大概壁が曲がっています。S医院様も壁は波打っていました。その壁に3ミリのボードを貼った場合曲がりが吸収できずに割れてします可能性が高いのです。しかし6ミリであれば割れる心配はありません。しかし継ぎ目に段差が出来てしまうのは目をつぶってもらうしかありません。継ぎ目の部分は隙間を空けて貼り、コーキングでつなげるので、よほどの段差で無い限り気にならない程度ですが、どうしても段差になってしまう部分が出てくるのも正直なところあります。
 中の扉は「引込み戸」という扉を採用しました。これは「引き戸」と「開き戸」の合いのこで、扉自体は引き戸の動作で開閉します。すると扉の中心を軸に開き戸のように開きながら壁にぴたりと写真の形に開きますので、扉の半分の半径で回転するので、開けた人が後ずさりをしなくてもラクラク開閉が出来るのです。S医院様のように狭い場所にはうってつけの扉です。
 手洗い場のスペースも奥行き30センチとかなり狭いです。

完成
  
 とてもキレイなトイレができあがりました。便器はパナソニックの「アラウーノ」壁にトイレットペーパーや掃除用具などの収納箱を設置しました。(パナソニック製)ちょっとした小物も置けるカウンター付2連紙巻き(パナソニック製)と、衛生面も考えて除菌クリーナーも設置しました。
 壁面は全て「キッチンボード」を貼り、「お掃除がたいへん楽になった」とお喜びの声をいただきました。
 洗面もパナソニックの奥行き27センチの洗面カウンターを設置して、水栓は衛生面を考えて自動水栓です。自動の石けん装置も付けたかったのですが、タンクやモーターなどが場所を取ってしまい、27センチに納めることは不可能だったので、市販の電池式の泡で出る石けんを設置しました。
 後は小物を置けるトレイと、女性のために鏡横が全面光るミラーを設置しました。
 以下は「引込み戸」と「洗面」の拡大写真です。
 

 S医院様 狭小トイレ改造工事
工期:3.5日間
工事金額:153万円
着工前

トイレのリフォーム

活動名

ここに活動の説明が入ります。

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